山陽本線一直線

2005年3月21日〜24日

珍しく計画性のない、いきあたりばったりの旅行

0日目


  今回の旅行は珍しく、かなり計画性がない。(自分は血液型性格診断は小ばかにしているが)典型的なA型人間と言われるだけあって、 普段は相当計画を練りこんでから旅行に出かける。ところが今回は旅行途中のルート変更はざら。指定券も「乗変」記号が多く踊って いる。理由はあって、そもそも今回の旅行は1月の末に旅行貯金のための旅行として計画したものだったからだ。ところが2月の頭に 主務者印拒否騒動が勃発。2月の末にはXデーを知る由と成った。ここにいたってすでに指定券、ホテルは予約済み。ホテルは1日に短縮 したものの、やはりルートのぐちゃぐちゃ感は否めず、山陽新幹線開業30周年オレカ、宮島、伊勢神宮、味噌煮込み、東海道昼特急 と一応のキーワードは設定したが、やはり終始ルート変更の付きまとう旅行となった。まぁたまにはいいかもしれないが…。

浜松駅で横に並ぶ373系ムーンライトながら   ながら号で夜、東京を出発。青春18きっぷの旅行ではお決まりのパターンだ。ただここ最近は本家のムーンライトながらよりも、 臨時のムーンライトながら91/92号に乗ることのほうが多くなった。本家ムーンライトながらはこれまで6回乗車。(うち1回は上り、 2回はセミコン)一方、臨時ながらは今回で4回目。ちなみに全車自由席時代の大垣行臨時夜行は海シン165系8両編成に1回だけ乗った ことがある。臨時ながらは、「全区間全車指定席」、「デッキ有」、「イスの質」、「大垣への到着時間」、「指定券の取り易さ」 等利点が多い。毎度のことだがながらの指定券は一ヶ月前の10時に取るのがデフォルト。今回も高田馬場の早め受付で取って もらった。が、その後2chの鉄道二板などを見ていて恐ろしいことに気づいてしまった。何と出発日の3/21は恐怖の特異日、コミケ 最終日だったのだ!はたしてどれほど人が溢れるのか、まさに(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
  当日、品川駅。そこまで人が溢れていることはない。やはり全車自由席時代とは時代が違うのだろうか?臨時ながらが定着したとも 考えられる。ただ、駅構内には一見してそれと分かる人が相当数うろうろしているが…。不思議なのはダンボール箱を持っている人が 少なからず目に付くこと。なんでダンボール箱?腐女子御用達のキャスター付リュックならわかるんだけど。ちなみに自分は某メッセ で行われた某イベントのバイトをやって以来、キャスター付リュックが嫌いになった。あれをゴロゴロ転がしながら突進してくる腐女子 のそらぁ恐ろしいこと、恐ろしいこと。(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
  駅構内のNEWDAYSで明日の朝食を買っておく。その後は人間観察。やっぱりそういった感じの人たちが多い。23:20を過ぎたところで ホームへ。しばらくして電車が到着。すぐに乗車して、網棚に旅行バッグを置くスペースを確保しておく。以前臨時ながらに乗車した ときは発車前に車内改札が来たので今回もイスを立たずに待っていたのだが、結局来なかった。車内に改札がやってきたのは結局大船 到着前。以前の車内改札は誤乗防止、というかよくわからずに指定席券を持たずに乗ってきた客を排除するためだったのだろうか? 23:55、定期ながらの発車を見送ってからおもむろに品川駅を出発。車内はそれほど混雑していない、というか空席が目立つ。現に 自分の隣も空席だ。次の横浜でも隣には乗ってこない。大船、平塚、小田原、熱海いずれも隣は空いたまま。最初から空席と分かって いるならありがたく活用させてもらうのだが、いつかどこかから乗ってくるかと思うとそれもままならない。周囲を見れば平然と2席 使って寝ている人が多いが…。
  相変わらずながらは眠れない。30分寝て、30分起きて、といった具合。静岡では離れて停車した定期ながらだが、浜松では隣り合って 停車する。豊橋で定期ながらを追い抜くとあとは愛知県内を爆走する。どうにも眠いような、眠くないような中途半端な状態。これでは 今回の旅行も車内爆睡旅行が確定か…。夜空も徐々に青みがかり、終点大垣が刻一刻と近づいてくる。

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