富士の裾野で局めぐり

2005年1月11日〜12日

2005年最初の郵便局めぐりは富士急行で富士の裾野へ


  6時15に起床、小平6:55発の拝島行に乗るつもりで家を出たものの6:46発に間に合ってしまい、これに乗る。で萩山ではジャストの 1分接続で多摩湖線の国分寺行に乗り込み国分寺へ。国分寺では今日明日と使う「河口湖・西湖フリーきっぷ」を購入。 みどりの窓口で切符を買うため時間に余裕を持たせておいたが結果的には殆ど待たずに購入。7:02発の河辺行を見送って7:14発の 中央特快高尾行に乗り込む。車内は通学の高校生を中心に混雑しており結局八王子まで立つハメに。で、7:32に高尾駅の頭端式ホーム 1番線に到着。高尾駅到着後はすぐに乗車位置目標に並ぶ。辺りを見渡すと並んでいる人もそれなりにいるが高尾駅で降りる人も相当いる。高校生とか ならまだわかるが社会人で高尾駅に用事のある人がこれだけいるとは思わなかった。駅近くの沖電気の社員だろうか?待つこと5分少々、 高尾駅7:39着の電車が到着。

115系スカ色@高尾駅   これから乗る電車は高尾7:49発の富士急行線直通河口湖行。豊田電車区のスカ色115系3連を2本つなげた6連で後ろの3両は 大月止まり。従って前の3両に乗り込む。写真など適当に撮った後車内で待っていると次第に乗客が増えてきて自分の座っていた ボックスにも自分以外に2人が座るようになった。車内はさらに立ち客が増え7:50、定時より若干遅れて高尾駅を発車。高尾駅の線路 周りには雪が多く残り、同じ東京でもやはり八王子は別格だなと思う。しばらく走るとふいに長いトンネルに突入、小仏トンネルに 入ったようだ。小仏トンネルを抜けるとそこは山梨、………でなくて神奈川県。相模湖、藤野と停まってからようやく山梨に入って 上野原駅に到着。上野原では車内の大半が下車。殆どが日大明誠高の生徒のようだ。上野原以降は車内も静かになり淡々と大月に向かって 走って行く。8:26、大月駅到着。大月では9分の停車時間の間に後ろ3両を切り離し、千葉始発の特急あずさ3号の接続を受け(乗り換え る人は殆どいないようだが)、8:35大月駅を出発した。大きく車体を揺らしながら短絡線を走って富士急行線の線路へ、ですぐに上大月駅 に到着。そんでもって8:40、最初の下車駅の田野倉駅に到着した。

  田野倉駅では行き券に無効印を押して貰おうと思ったらダメだと言われてびっくり。日報を書くのに必要だという。粘ってみたところ 業務電話で富士吉田駅に問い合わせてくれたがそれでもダメとのこと。管理駅がダメという以上これ以上粘ってもどうにもならなそう なので断念。どうも富士急行は改札はいい加減だが集札は厳しくやっている様子。で、入場券を買った後歩いて駅近くの 田野倉簡易郵便局へ。富士急行はほぼ全線が国道139号、富士みちに沿っているのだがこの郵便局もやはり富士みち沿い。 寒風吹く中9時の開店まで我慢して待つ。で、9時のシャッター開きと同時に中に入って貯金をする。自分以外にも2人、開店と同時に 客が来た。それなりに需要のある証拠だろうか。ハンコを押してもらった後は急いで駅まで戻って9:06発の河口湖行に乗り込む。 電車は富士急行オリジナルの5000系。外装のトーマス塗装はどうかと思うが車内は2ドアのボックスシートというオーソドックスな もの。この電車で隣の禾生駅に向かう。

禾生郵便局   禾生駅には9:10に到着。ここも国道139号と中央道河口湖線に挟まれた駅だがこの駅は特に中央道が目の前に迫っている。とりあえず は駅で入場券を購入。続いてやはり国道139号沿いの禾生郵便局へ。禾生駅の目の前には国道139号と秋山村へ向かう 県道35号の交差点があるのだが、信号が青になった途端にクラクションを瞬時鳴らして右折車が1台右折していく山梨ルールを目撃。 あぁ山梨に来たんだなぁと実感する。で駅から歩いて5分程で禾生郵便局に到着。まぁどこにでもありそう感じの無集配特定郵便局だ。 禾生というのはやはり難読なのだろうか、局名印にも「禾生」の上に「カセイ」と振り仮名が振ってある。貯金後はやることもなし、 駅へとんぼ返り。駅の待合室?に置いてあった古い(といっても1、2ヶ月前の)マガジンを読んで時間を過ごす。上りのフジサン特急 2号が通過してからしばらくして9:55発の河口湖行が到着。これで都留市駅へ向かう。

都留市駅 都留郵便局   都留市駅には10:00ちょうどに到着。都留市駅などというと都留市の中心市街地っぽい感じだ。実際駅周辺は開けているがあまり 中心地っぽくはない。そもそも都留市自体が禾生、谷村、東桂などの町村が合併してできた市なので中心地らしい中心地がなくとも 当然かもしれない。実際駅周辺の地名は「中央」や「つる」等どうも機械的。それでも近くに中央道の都留ICがあるだけましという ことか。駅前は富士急山梨バスの路線バスが多く停まっておりバスターミナルの様相。とりあえず入場券を買い、まずは 都留中央二郵便局へ。その後取って返して都留郵便局へ。都留市駅まで戻ってきたところ次の電車までまだ20分程ある。 せっかくなので隣の谷村町駅まで歩くことに。

谷村町駅 谷村町駅前目線写真   都留市駅から歩くとこと15分強、ようやく谷村町駅に到着した。一部ネットでは谷村町駅が都留市の中心にあると紹介しているサイトも あるが中心といっても単に市役所に近いだけ。都留市駅以上に寂しい。駅前の駐輪チャリは多いので朝はそれなりに客がいるのだろうか。 入場券を購入して電車を待っていると駅前で30代?くらいの女性とタクシーの運ちゃんが口喧嘩を始めた。上り電車に乗る娘を送るため に車で駅へやってきたが、乗り遅れそうだったためモロに出口の前に駐車。で、この車に対してタクシーがクラクションを複数回鳴らした のが発端のようだ。女性の方は「なによ〜、あんたがいやがらせしてきたんでしょ〜」的口調。タクシー運ちゃんは「バカヤロウここは うちの会社の敷地なんだよ」的べらんめぇ口調で別の運転手が間に入っても収まる気配なし。結局自分が駅にいるうちは収まらなかった。 で、怒号飛び交う谷村町駅を11:06発の電車であとにする。

都留文科大学前駅   谷村町駅を出るとすぐに次の都留文科大学前駅に到着、11:08。都留文科大学前駅は昨年11月に開業したばかりの新駅で本線上に ホームを横付けしただけの1面1線棒線停留場駅だがフジサン特急も停車する。通学する大学生の便宜を図ってのことだろうか? とりあえず入場券を買った後、郵便局へ出かける。ここは駅から国道139号まで若干離れているが駅前には何やらスーパーの様なもの も出来、新しい街として成立していくのだろうか?駅から歩くこと7分ほどで都留上谷郵便局に到着。淡々と貯金を済ませ駅に 戻ると予定より1本早い電車に乗れてしまえたのでこれに乗ってしまう。11:28、都留文科大学前駅をあとにして東桂駅に向かう。

東桂郵便局   旧東桂村の中心地、東桂駅には11:33に到着。ここも国道139号沿いの駅。で、駅で入場券を購入。続いてやはり国道139号沿いの 東桂郵便局へ。次の電車は東桂止まりのため次の河口湖行は12:35まで来ない。で、昼飯にはちょうどいい時間。近くにはドライブ 客相手に営業しているのだろうか、すかいらーくがある。が食費節約は至上命題のためすかいらーくの先にあるローソンで済ませることに 。実に30分近く延々立ち読みをして時間を潰した上でおにぎりを2個買ってローソンをあとにする。駅の待合室でおにぎりを食べ、ゴミは 駅のゴミ箱へ。これぞまさに現地購入現地消費現地廃棄?で、12:35発の河口湖行に乗り込む。
  次の三つ峠駅には12:39、すぐに到着。三つ峠駅の名前は三つ峠山からとったのだろうが、ここは西桂町。都留市と富士吉田市に挟まれた 土地で合併せずに残ったということだろうか?入場券を購入してやっぱり国道139号近くの小沼郵便局へ。ただここは珍しく 国道139号のベタ沿いではなく1本奥に入ったところ。こういうところは車だとわかりにくいんだよねぇ。ちなみに西桂町はこの1局 のみ。初訪問完訪だ。で、やっぱり時間が余っているためローソンへ。山梨はローソンが多いのだろうか?雑誌のコーナーへ行くと先週の ヤングジャンプがまだ残っている。そういえば読んでいなかったので千載一遇のチャンスと思い読む。で、何も買わずに出る。駅へ戻ると まだ時間が相当ある。というわけで三つ峠駅13:15発の大月行きで次の河口湖行を迎えに行くことにする。駅張り出しの全線時刻表で確認 したところ交換は谷村町駅と思われるため都留文科大学前駅まで逆行することに。で、都留文科大学前駅に13:24に到着。時刻表を確認して いたところ駅員のおばさんがポケットタイプの全線時刻表を勧めてくれたので有難く頂戴する。で、ついでに駅開業記念の硬券入場券を 買ってみる。あまり硬券は集める気がしないのだがシンプルなデザインなので買ってみた。で、13:29発の河口湖行で都留文科大学前駅を あとにする。

寿駅全景 寿駅前目線写真   次の目的地、寿駅には13:42に到着したがここは本日の下車駅初の無人駅。さすがに寂しい。お約束の白ポストが余計に目立つ。駅の 反対側ではなにやら道路工事とおぼしき工事を行っているので道路が開通すれば少しは寂しくなくなるのだろうか。ちなみに駅前に そそり立つこの白い建物はセブンイレブンw で、セブンイレブンの向こう側に国道139号がある。実はこの寿駅周辺の国道139号、 今日見て回った中では比較的栄えている部類に入るのだが、駅は御覧の有様。駅近くの寿団地の住人は駅など使わないのかな。まぁ 地方だったらそれが普通なんだろうけどね。

上暮地郵便局 40.0‰勾配標識   まああまり寂しがっていても仕方が無いのでとっとと駅最寄の郵便局へ向かう。ここも国道139号沿いだがベタ横ではない 上暮地郵便局へ。貯金そのものは淡々と進みすぐに駅へ逆戻り。セブンイレブンでこれ以上立ち読みするものもないので駅へ戻る も寒い。で、ふと大月方を眺めるとなんと40.0‰の勾配標識がある。碓氷峠なき今、JRの最急勾配もここと同じ飯田線にある40.0‰ 勾配だがやはり間近で眺めると確かにかなりの勾配だ。道路の表示に直せば4.0%だから大したことは無いが自重が重く、摩擦の少ない 電車にとってはかなりの勾配。無駄に、えらく良い物を見た気分になる。そんな寂しい寿駅を14:21、大月行の電車に乗って後にする。

  元京王5000系の富士急行1000系に揺られること30分少々、14:55に大月駅に舞い戻ってきた。まずは富士急行の窓口で入場券 を購入。しかる後、大月郵便局へ。大月市自体はこれまで電車、車で幾度となく通っているが実は大月市の郵便局はこれが初めて。 で、無事貯金完了後は駅へ戻ってJRの入場券を買い、高尾までの切符を買い、ホームへ。次の高尾方面行電車は15:23発の東京直通の 201系。(+д+)マズー 仕方がないから車端のイスに座って車端の台?もどきにもたれて寝る。で16:10、高尾駅に到着。出来る限り 交通費を安く上げるため高尾からは京王線で帰る。高尾16:16発の準特急に乗って新宿へ。西武新宿からは定期券で小平へ。また明日も 出かけるので出来る限り早く寝よう。

明日へ進む