新小金井街道(小平区間)
小平都市計画道路3・4・7号府中清瀬線
東京都道248号府中小平線

  小金井街道(東京都道15号府中清瀬線)に並行して走るこの道路は通称新小金井街道と呼ばれ、 東京都の多摩南北道路主要5路線の1つに指定されています。多摩地域では都心へ向かう東西方向の道路と比べ、南北方向の道路の 整備が遅れたため小金井街道、府中街道といった既存の主要南北道路は青梅街道、新青梅街道、甲州街道といった幹線道路との交差点 では軒並み渋滞しています。またこれら現道の多くが多摩地域を東西に貫く鉄道(西武池袋線・西武新宿線・JR中央線・京王線 )と踏切によって交差しており、多くの渋滞、ひいては生活道路への通過交通の流入など宅地環境の悪化を招いています。これら諸問題 を解決するために多摩南北道路の整備事業が東京都によって行われていますが、新道の建設、現道の拡幅・立体交差など手法は様々です。
  本道路、東京都道248号府中小平線(府中市亀里橋北交差点〜小平市滝山南交差点)は東京都道・神奈川県道9号府中川崎線、東京都道 15号府中清瀬線のバイパス区間とあわせて多摩南北道路の1つとして機能するものです。本コンテンツでは1994年度より2005年度(2006年 3月26日)までの11年間の歳月と約95億円の費用をかけ完成、開通した天神町一丁目交差点(東京都道5号新宿青梅線、青梅街道との交点)〜 錦城高校南交差点(東京都道227号小平停車場野中新田線、東京街道との交点)の区間725bを取り上げます。本区間の開通によって南北 道路としては多摩地域で唯一となる西武新宿線との立体交差が実現するとともに、小金井街道現道との交点である松山三丁目交差点(清瀬 市)〜甲州街道との交点(府中市)までが一体的に共用されることとなりました。本区間の開通に伴って小金井街道現道の渋滞解消が期待 されています。

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04/26 補遺